
2025年7月28日
▼目次
出っ歯に悩んでいる方にとって、インビザライン矯正は有効な選択肢の一つです。出っ歯は見た目だけでなく、噛み合わせや口元の印象にも影響を与え、日常生活に不便を感じることがあります。インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす方法で、見た目が目立ちにくいという特徴があります。ただし、すべての出っ歯の方に同じ効果があるわけではなく、治療計画や歯の状態によって進行具合が異なるため、治療前に歯科医師としっかり相談することが重要です。
今回は、出っ歯の悪影響やインビザライン矯正の効果、治療のメリット、デメリットについて解説します。
出っ歯は見た目の不安だけでなく、日常生活や健康にもさまざまな影響を与えることがあります。ここでは、出っ歯が引き起こす悪影響について解説します。
出っ歯は、特に笑ったときに前歯が目立つため、見た目にコンプレックスを抱える方が多いでしょう。自分の笑顔に自信が持てず、写真を避けるようになったり、人前で笑うことが少なくなったりすることがあります。
出っ歯があると唇や顎の筋肉が発達しにくく、噛み合わせが悪くなる場合があります。噛む力が偏り、食事中に物がうまく噛めなかったり、顎に負担がかかったりすることで、顎関節症や歯の摩耗を引き起こす可能性もあります。
出っ歯があることで、唇を自然に閉じることが難しくなるため、口呼吸になりやすい傾向があります。これにより口の中が乾燥しやすくなり、結果として虫歯や歯周病のリスクが高まってしまうでしょう。
出っ歯は見た目が気になるだけでなく、噛み合わせや口元の健康にも影響を与える場合があり、噛む力が偏ることで顎に負担がかかり、口呼吸が習慣化することもあります。これらの問題は、歯や顎の健康に長期的な影響を及ぼす可能性があるため、早期の改善が重要です。
出っ歯を治すためのインビザライン矯正はでどのようにして治療が進むのでしょうか?ここでは治療についての期間や流れについて説明します。
インビザライン矯正では、透明なマウスピースを使用して、歯を少しずつ動かしていきます。出っ歯の場合、前歯を後方に移動させる治療が行われます。矯正は、複数のマウスピースを段階的に交換していくことで進められます。
インビザライン矯正は、ワイヤー矯正に比べて動きが穏やかであるため、最初の数ヶ月で大きな変化を感じにくい場合もあります。しかし3ヶ月を過ぎると、前歯の位置が少しずつ動き、見た目の変化を感じられる方もいます。
出っ歯の状態や治療計画によって異なりますが、軽度から中度の出っ歯の場合、インビザライン矯正の治療期間は通常1〜2年程度です。治療期間を短縮するためには、マウスピースを毎日指定された時間(1日20時間以上)装着することが求められます。
インビザライン矯正は、透明で取り外しができるため、治療中も自然な見た目を保ちながら歯を動かせるのが特徴です。治療期間中の進行状況については、定期的に歯科医院で確認を受け、必要に応じて計画を調整することが重要です。
インビザライン矯正は、出っ歯の改善にも効果的な治療方法ですが、その治療にはメリットとデメリットがあります。治療を始める前に、これらの特徴を理解しておくことが大切です。
<メリット>
出っ歯の矯正を行う際、インビザライン矯正は透明なマウスピースを使用します。これにより、矯正治療中も目立ちにくく、他人に気づかれにくくなります。
インビザライン矯正は、食事や歯磨きの際にマウスピースを外すことができるため、治療中でも通常通りの生活を続けやすいです。矯正器具に食べ物が挟まる心配もなく、歯磨きもしやすいのが特徴です。
<デメリット>
インビザライン矯正は、装置を毎日20時間以上装着することが推奨されています。出っ歯の矯正には、特に歯を動かす量が多いため、装着時間を守らないと治療が予定通りに進まず、治療期間が延びることがあります。
インビザライン矯正では、定期的に歯医者を訪れて進行具合を確認し、新しいマウスピースを受け取る必要があります。通院は1〜2ヶ月に1回程度で済む場合もありますが、治療計画を守るために、継続的に通院することが必要です。
インビザライン矯正は、出っ歯の改善で選ばれることのある治療法ですが、治療には計画的な管理が必要です。治療のメリット・デメリットを十分に理解し、歯科医師と相談しながら治療を進めていくことが大切です。
新潟市の歯医者 新潟I’S歯科・矯正歯科は、インビザライン矯正治療だけでなくむし歯や歯周病などの一般歯科の治療も同時に受けていただける総合歯科医院です。
矯正治療中にむし歯や歯周病などの口腔内のトラブルが生じた場合、インビザライン矯正治療を一旦止めなければならないこともあります。
しかし総合歯科医院である当院なら、むし歯や歯周病治療も対応が可能です。
また、インビザライン矯正治療では、次のようなお悩みにも対応しています。
「前歯の捻れだけ矯正したい」「すきっ歯の部分だけ矯正したい」こうした患者さんにおすすめなのが、気になる所だけを治療する「部分矯正」です。
全体の歯並びを整えるケースと比べて、ほとんどの場合、治療期間が短く済むケースが多く、治療費も抑えられます。
後戻りとは、矯正した歯が元の位置に戻ってしまうことです。実は、せっかく矯正治療を終えても歯並びが元に戻ることがあります。
保定装置(リテーナー)を正しく使用できていなかったり、舌で歯を押す癖があったりする場合、後戻りする可能性があります。
インビザライン矯正は、後戻りした歯を再びきれいに並べる治療にも有効です。後戻りが気になる方はご相談ください。
新潟I’S歯科・矯正歯科では、iTero(アイテロ)と呼ばれる精密機器を使って、インビザライン矯正による歯並びの変化を予測する無料シミュレーションを実施しています。
患者さんの歯型を基に、どのように歯並びが変わっていくのか3Dで確認できるため、治療後のイメージもしやすくなります。
▼インビザライン矯正の詳細はこちら
インビザライン矯正は、出っ歯を改善するために選択されることがありますが、治療の進行具合や費用、治療計画に関しては個人差があります。治療を開始する前に、歯科医師としっかりと相談し、自分の歯並びやライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
出っ歯を改善し、自信の持てる笑顔を手に入れるために、インビザライン矯正を検討してみてはいかがでしょうか。
新潟市周辺でインビザライン矯正をご検討中の方は、新潟I’S歯科・矯正歯科までお気軽にご相談ください。
監修:新潟I’S歯科・矯正歯科
院長 守尾
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。