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矯正中に歯がグラグラ…インビザラインで起こる違和感と対処法

2025年5月14日

▼目次

1. インビザライン矯正で歯がグラグラと揺れることはよくある?

2. インビザライン治療中に感じやすい違和感とは

3. インビザライン矯正中のすぐに歯科に相談すべきケースと対処法

4. 新潟I’S歯科・矯正歯科のインビザライン矯正治療

 
マウスピース矯正として知られるインビザラインは、透明な装置を使って歯並びを整える治療法です。目立ちにくく取り外しができることから、インビザラインを選択される方もいらっしゃいますが、治療中に「歯がグラグラしてきた」「噛むと違和感がある」といった声が聞かれることもあります。こうした変化は心配になるものですが、実は矯正治療の過程ではある程度起こりうる現象です。今回は、インビザライン治療中に起こる「歯の揺れ」や「違和感」の理由と、どのような場合に歯科医院へ相談すべきか、その目安や対処法について解説していきます。
 

1. インビザライン矯正で歯がグラグラと揺れることはよくある?

 
インビザライン治療中に「歯が揺れている気がする」と感じる患者さんは少なくありません。これは歯が動いている過程で見られる自然な変化のひとつで、一定のグラつきが出ることもあります。
 

①歯はゆっくりと骨の中で動いていく

 
マウスピース矯正では、少しずつ歯を動かすことで、歯並びを整えていきます。この際、歯の根を支えている「歯槽骨(しそうこつ)」という骨の再構築が行われるため、わずかな揺れを感じることがあります。特に治療の初期やマウスピースを交換した直後には、揺れを感じやすいタイミングです。
 

②揺れているように感じる間隔には個人差がある

 
実際に歯が大きく動いているわけではなくても、「揺れているような気がする」と不安になる方もいらっしゃいます。これは、マウスピースの締め付け感や、噛み合わせの変化によって生じることがあります。
 

③一時的な揺れが起こりやすい

 
一時的な揺れは多くの場合、治療の進行とともに軽減される傾向があります。ただし、グラグラの度合いが大きかったり、痛みや違和感が続いたりする場合は注意が必要です。
 

➃歯周病の可能性がある場合は要注意

 
歯の揺れが強く、マウスピースをしていないときにも違和感がある場合は、歯周病が進行している可能性も考えられます。このようなケースでは、単なる矯正による揺れとは異なり、早めの検査が必要です。
 

➄放置はリスクにつながる可能性も

 
違和感を放置したまま矯正治療を続けてしまうと、歯の根や歯ぐきに思わぬ負担がかかることがあります。気になる症状がある場合は、早めに歯科医師へ相談することが大切です。

少しの揺れであれば矯正治療中の一環として見られる場合もありますが、継続的に気になるときは適切な診断を受けるようにしましょう。
 

2. インビザライン治療中に感じやすい違和感とは

 
矯正中の「違和感」には、歯そのものだけでなく、周囲の歯ぐきや噛み合わせなどさまざまな要素が関係しています。よくある例を以下で紹介します。
 

①マウスピースの圧迫感

 
マウスピースは歯にぴったりと密着して装着されるため、初めて使ったときや新しいものに交換した直後は「押される」「締め付けられる」ような感覚があるのは、歯を動かす力が加わっているサインです。
 

➁噛み合わせの変化による違和感

 
治療が進むにつれて歯の位置が変わり、噛み合わせが一時的に変化します。このとき、上下の歯がうまく合わないような違和感や、食事のときに噛みにくさを感じることがあります。多くは一時的なもので、歯並びが整えば改善されるケースも多いです。
 

➂発音のしにくさや口の乾燥を感じやすい

 
マウスピースを装着すると、話すときに舌の動きが制限され、最初は発音がしづらく感じる場合もあります。また、装着時間が長くなることで口の中が乾燥したように感じやすいです。
 

➃マウスピースの縁が歯ぐきに当たって痛む

 
マウスピースの縁が歯ぐきに当たって擦れたり、小さな傷ができたりすることもあります。特に新しいマウスピースに交換した直後に多く見られる症状で、歯科医院での調整で軽減されることがあります。

 

➄歯の移動に伴う鈍痛や違和感

 
歯が動いている最中は、鈍い痛みや違和感が生じやすいものです。これも矯正治療の一環として起こるものであり、通常は数日で落ちつくケースも多いですが、痛みが続く場合は歯科医院への相談が推奨されます。
 

➅歯が浮いたような感覚

 
噛んだときに「歯が浮いているような感じ」があるのも、歯の移動中によくある現象です。この感覚も治療の経過とともに改善されることが多いです。

これらの違和感は治療の一部であり、特に初期段階では感じる方が多いようです。気になる症状が続く場合は、次の診察時に必ず相談しましょう。
 

3. インビザライン矯正中のすぐに歯科に相談すべきケースと対処法

 
インビザライン治療中の違和感のなかには、自然な経過として様子を見てよいものと、すぐに歯科医院へ連絡すべき症状があります。以下のような場合は、できるだけ早く歯科医院へご相談ください。

 

①強い痛みやズキズキする違和感が続く

 
通常の鈍痛や軽い違和感は数日でおさまりますが、ズキズキとした痛みや持続的な鋭い痛みがある場合は、マウスピースの適合が合っていない、もしくは歯の神経や歯周組織に問題が生じている可能性があります。早めに診察を受けることで、治療のトラブルを未然に防ぎましょう。
 

➁マウスピースが歯にうまくはまらない・外れやすい

 
装着時にカチッとはまらなかったり、すぐ外れてしまうようなときは、歯の動きに対してマウスピースの形が合っていないことがあります。このまま使用を続けると、治療の精度に関わるため、調整が必要です。
 

➂歯ぐきの腫れや出血が増えた

 
歯ぐきが赤く腫れたり、出血が多くなってきた場合は、歯周病やマウスピースによる刺激が原因と考えられることもあります。歯ぐきの健康状態が悪化すると、矯正治療自体が進められなくなることもあるため、早期の対処が大切です。

 

➃歯の揺れが極端に大きくなってきた

 
通常の揺れとは異なり、歯が前後左右に大きく動いてしまうような感覚がある場合は、歯根や骨にトラブルが起きていることもあります。マウスピースを一時的に中止するなど、歯科医師の判断が必要です。

 

➄アタッチメント(歯につける突起)が取れてしまった

 
歯の表面に付けるアタッチメントは、マウスピースを動かす役割があります。取れてしまった場合は、早めの再装着が必要です。

違和感の放置は、治療計画の遅れや精度の低下につながることがあります。自己判断で我慢せず、少しでも異常を感じたら歯科医院へ相談することが大切です。

 
 

4. 新潟I’S歯科・矯正歯科のインビザライン矯正治療

 
新潟I’S歯科・矯正歯科は、インビザライン矯正治療だけでなくむし歯や歯周病などの一般歯科の治療も同時に受けていただける総合歯科医院です。
 
矯正治療中にむし歯や歯周病などの口腔内のトラブルが生じた場合、インビザライン矯正治療を一旦止めなければならないこともあります。
しかし総合歯科医院である当院なら、むし歯や歯周病治療も対応が可能です。
 
また、インビザライン矯正治療では、次のようなお悩みにも対応しています。
 

①前歯だけの部分矯正

「前歯の捻れだけ矯正したい」「すきっ歯の部分だけ矯正したい」こうした患者さんにおすすめなのが、気になる所だけを治療する「部分矯正」です。
全体の歯並びを整えるケースと比べて、ほとんどの場合、治療期間が短く済むケースが多く、治療費も抑えられます。
 

②「後戻り」矯正

後戻りとは、矯正した歯が元の位置に戻ってしまうことです。実は、せっかく矯正治療を終えても歯並びが元に戻ることがあります。
保定装置(リテーナー)を正しく使用できていなかったり、舌で歯を押す癖があったりする場合、後戻りする可能性があります。
インビザライン矯正は、後戻りした歯を再びきれいに並べる治療にも有効です。後戻りが気になる方はご相談ください。
 
インビザライン矯正の詳細はこちら
 

まとめ

 
インビザライン治療中に「歯がグラグラする」「噛み合わせが変わった気がする」といった違和感を感じることがあります。これは歯が動くときに生じやすいため、ある程度は自然な現象ですが、強い痛みや歯ぐきの異常などがある場合は、早めの相談が大切です。新潟I’S歯科・矯正歯科では、インビザライン治療に関するご相談を承っています。お悩みの方はお気軽にご相談ください。

新潟市でマウスピース矯正についてお悩みの方は、新潟I’S歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:新潟I’S歯科・矯正歯科
院長 守尾



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