インビザライン矯正で口の中がかゆい理由は…

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インビザライン矯正で口の中がかゆい理由は?原因といつまで続くかを解説

2025年5月13日

▼目次

1. インビザライン矯正で「かゆい」と感じるのはなぜ?考えられる原因

2. インビザライン矯正のかゆみはいつまで続く?

3. インビザライン矯正での違和感やかゆみがつらいときの対処法

4. 新潟I’S歯科・矯正歯科のインビザライン矯正治療

 
マウスピースを用いて歯並びを矯正する「インビザライン」は、透明で目立ちにくく、取り外しもできることから、幅広い年代の方に使用される矯正方法です。しかし、治療を始めた方の中には、「なんだか口の中がかゆい」「唇の内側がムズムズする」といった違和感を感じる方もいらっしゃいます。特に治療の初めの頃に起こりやすいため、「このまま我慢していていいの?」「いつまで続くの?」といった不安を感じる方も多いでしょう。このような症状は、日常生活に支障をきたさなくとも、不快感やストレスにつながることも。今回は、インビザライン矯正中に起こる「かゆみ」の原因や持続期間、症状がつらいときの対処法を詳しく解説します。
 

1. インビザライン矯正で「かゆい」と感じるのはなぜ?考えられる原因

 
インビザラインでの矯正中に「口の中がかゆい」と感じるのは、以下のような原因が考えられます。症状が軽度であれば生理的な反応であることが多いですが、場合によっては注意が必要です。
 

①装置の縁が粘膜を刺激する

 
歯ぐきや頬の内側などの粘膜とマウスピースの縁の部分が接触すると摩擦が起こり、かゆみやヒリつきを感じやすくなります。特に装着開始直後は、装置が新しく角ばっているため症状が出やすいですが、使用していくうちにある程度なじんできます。
 

②アレルギー体質や素材の影響

 
インビザラインは医療用のプラスチックで作製されていますが、稀に体質によって、アレルギー反応が出ることがあります。アレルギー反応では、かゆみや腫れ、赤みが見られることが多いです。
 

③歯が動く際の組織の反応

 
矯正治療では、歯が少しずつ動く過程で、周囲の歯茎や骨に刺激が加わります。その刺激によって血流が変化したり、神経が過敏になったりすることで、ムズムズするような感覚が出ることがあります。
 

➃口腔内の清掃不足による炎症

 
マウスピースを清潔に保てなかったときや、歯磨きが不十分な状態が続くと、細菌の繁殖が進み、歯肉炎や粘膜の炎症を引き起こします。これがかゆみや不快感の原因となることもあります。
 

➄口腔乾燥(ドライマウス)

 
マウスピースの装着中は口の中での唾液の循環が妨げられ、乾きやすくなります。唾液には粘膜を保護する働きがあるため、乾燥が続くと粘膜が敏感になり、かゆみを引き起こしやすくなります。
 

⑥精神的な影響

 
矯正治療へのストレスや緊張も、口の中の感覚を過敏にさせる要因となることがあります。特に、初めての矯正で不安を感じている方は、わずかな刺激も強く感じることがあります。

このように、インビザライン矯正中のかゆみにはさまざまな要因が関係しています。原因を理解しておくことで、対処がしやすくなります。
 
 

2. インビザライン矯正のかゆみはいつまで続く?

 
インビザライン矯正中のかゆみは、ほとんどの場合は一時的で、治療が進むとともに軽減していきます。ただし、持続期間には個人差があるため、注意が必要です。
 

①装着初期の1~2週間が最も強い時期

 
マウスピースを装着し始めた直後は、口腔内の粘膜や歯ぐきが慣れておらず、違和感やかゆみが出やすくなります。特に、装置の縁が当たる部分や、歯の移動が始まった部分で感じることが多いです。通常は1〜2週間程度で慣れ、かゆみも治まることが多いです。
 

➁マウスピースの交換タイミングで再発することも

 
インビザラインは、1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換するため、装置を変えた直後にも軽いかゆみが生じることがあります。これは、新しい装置が歯を動かし始めることで生じる生理的な反応です。

 

➂1か月以内には治まるケースが多い

 
多くの方は、治療開始から1か月以内には矯正治療に身体が慣れてきて、装置に対する違和感やかゆみは軽減することが多いです。
 

➃かゆみが長引く場合は注意が必要

 
1か月以上かゆみが続く場合や、かゆみが強くなっている場合には、装置があっていない、歯肉炎、アレルギー反応などの可能性があります。自己判断せず、早めに歯科医師に相談することが重要です。
 

3. インビザライン矯正での違和感やかゆみがつらいときの対処法

 
インビザライン矯正中にかゆみや違和感を感じた場合、そのまま我慢せず、適切な対応を行うことで症状を軽減することができます。以下のような方法が効果的です。
 

①マウスピースの縁を調整する

 
マウスピースの縁が粘膜に当たってかゆみを引き起こしている場合は、歯科医師に相談し、縁を滑らかに調整してもらうことで症状が改善されることがあります。市販のヤスリなどで自己処理するのは避けましょう。
 

➁マウスピースと口腔内の清掃を徹底する

 
細菌の繁殖による炎症がかゆみの原因となることもあります。マウスピースは毎日専用の洗浄剤や流水で丁寧に洗い、口腔内も歯ブラシやフロスを使って清潔に保ちましょう。
 

③口腔内を保湿する

 
口腔乾燥によるかゆみがある場合は、唾液の分泌を促すと症状が緩和されます。口腔内の潤いを保つ方法として、ガムを噛む、水分をこまめに摂る、人工唾液の使用などが挙げられます。
 

④保湿ジェルやワセリンを使用する

 
口腔内の粘膜に保湿ジェルやワセリンを塗ることで、物理的な刺激をやわらげ、かゆみを軽減することができます。
 

⑤必要に応じて医療機関を受診する

 
かゆみが強く、赤みや腫れが見られる場合は、アレルギーや感染症の可能性もあるため、歯科医師の診察を受けましょう。

症状が軽度であれば上記の方法で改善することが多くありますが、無理に我慢せず、早めに対応することが大切です。
 
 

4. 新潟市の歯医者 新潟I’S歯科・矯正歯科のインビザライン矯正治療

 
新潟市の歯医者 新潟I’S歯科・矯正歯科は、インビザライン矯正治療だけでなくむし歯や歯周病などの一般歯科の治療も同時に受けていただける総合歯科医院です。
 
矯正治療中にむし歯や歯周病などの口腔内のトラブルが生じた場合、インビザライン矯正治療を一旦止めなければならないこともあります。
しかし総合歯科医院である当院なら、むし歯や歯周病治療も対応が可能です。
 
また、インビザライン矯正治療では、次のようなお悩みにも対応しています。
 

①前歯だけの部分矯正

「前歯の捻れだけ矯正したい」「すきっ歯の部分だけ矯正したい」こうした患者さんにおすすめなのが、気になる所だけを治療する「部分矯正」です。
全体の歯並びを整えるケースと比べて、ほとんどの場合、治療期間が短く済むケースが多く、治療費も抑えられます。
 

②「後戻り」矯正

後戻りとは、矯正した歯が元の位置に戻ってしまうことです。実は、せっかく矯正治療を終えても歯並びが元に戻ることがあります。
保定装置(リテーナー)を正しく使用できていなかったり、舌で歯を押す癖があったりする場合、後戻りする可能性があります。
インビザライン矯正は、後戻りした歯を再びきれいに並べる治療にも有効です。後戻りが気になる方はご相談ください。
 
新潟I’S歯科・矯正歯科では、iTero(アイテロ)と呼ばれる精密機器を使って、インビザライン矯正による歯並びの変化を予測する無料シミュレーションを実施しています。
患者さんの歯型を基に、どのように歯並びが変わっていくのか3Dで確認できるため、治療後のイメージもしやすくなります。
 
インビザライン矯正の詳細はこちら
 

まとめ

 
インビザライン矯正中のかゆみは、多くの方にとって一時的な反応であり、装置に慣れると次第に治まっていくことがほとんどです。しかし、症状が長引いたり強くなるような場合は、歯科医師に相談することが重要です。マウスピースの調整や歯磨き方法の見直しなど、原因に応じた対策を行いましょう。

新潟市でインビザライン矯正についてお悩みの方は、新潟I’S歯科・矯正歯科までお問い合わせください。

 

監修:新潟I’S歯科・矯正歯科
院長 守尾



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