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インビザラインで八重歯も治る?治療期間や効果を解説

2024年11月8日

▼目次

1. 八重歯とは?

2. インビザラインで八重歯は矯正できる?

3. インビザラインで八重歯矯正にかかる治療期間

4. 八重歯のインビザライン矯正治療の流れとステップ

 
 
八重歯は日本人に見かけることの多い歯並びの一つです。近年、矯正歯科の技術が進化し、透明で目立ちにくいインビザライン矯正という選択肢が登場しました。今回は、八重歯に対するインビザラインの効果、治療期間、具体的な治療の流れまでを詳しく解説します。
 
 

1. 八重歯とは?

 
八重歯は、主に犬歯(糸切り歯)が正しい位置に生えず、他の歯から少しずれて突出した状態を指します。
 
八重歯は、日本では可愛らしいとされることもありますが、歯列不正の一種であり、噛み合わせに影響を与えたり、歯磨きがしにくくなったりなどの問題を引き起こすことがあります。
 
八重歯があることで、むし歯や歯周病のリスクが高まるため、矯正を検討する人も多いです。
 
 

2. インビザラインで八重歯は矯正できる?

 
インビザライン矯正は、透明なアライナー(マウスピース)を使用した矯正治療法で、従来のワイヤー矯正などに比べて矯正装置が目立つことなく、歯並びを改善できる矯正治療法です。
 
では、八重歯の矯正にもインビザライン矯正は適用できるのでしょうか?
結論からお伝えすると、重度ではない場合は八重歯もインビザラインで矯正治療を行うことが可能です。
 
インビザラインのマウスピースは、デジタルスキャンを通じて患者さん一人ひとりの歯に合わせて精密に作られ、八重歯を含む歯列全体の調整を行います。
特に、軽度から中度の八重歯であれば、インビザラインによる治療が効果的です。
 
ただし、八重歯が非常に重度の場合、抜歯が必要となることもあるため、歯科医師とよく相談し、自分に最適な治療法を選びましょう。
 
 

3. インビザラインで八重歯矯正にかかる治療期間

 
インビザラインによる八重歯矯正の治療期間は、個々の患者さんの歯並びの状態によって異なりますが、一般的には1年から2年ほどの期間がかかることが多いです。
 
軽度の八重歯であれば、1年以内に治療が終了することもあります。
 
歯が大きく重なっている場合や他の歯列不正もある場合には、2年以上、長い場合は5年程度かかる場合もあります。
 
ただし、治療期間は、インビザラインのマウスピースは1日20時間以上装着することが推奨されており、装着時間を守ることが前提で治療計画が立てられます。
 
そのため、装着時間が不足してしまうと、治療期間が延びてしまう可能性があるため、指示通りの使用を徹底しましょう。
 
 

4. 八重歯のインビザライン矯正治療の流れとステップ

 
八重歯のインビザライン矯正治療も、一般的なインビザライン治療と同様にいくつかのステップを経て進行します。八重歯特有の問題に対処しながら、歯を整えていきます。
以下は、八重歯矯正におけるインビザライン治療の一般的な流れです。
 

①初診:カウンセリングと診断

インビザライン矯正を始める際、歯科医院でのカウンセリングと診断が必要です。この段階では患者さんのお悩みやご希望を歯科医師に伝え、インビザラインが適した治療方法であるかを判断します。
 
カウンセリング: 患者さんの希望や生活スタイルを基に、インビザライン矯正の適応性やメリットを説明します。
口腔内スキャン: デジタルスキャンを行い、歯並びのデータを取得します。
 

②治療計画の立案とマウスピースの作製

スキャンデータをもとに、歯科医師はコンピュータ上で八重歯を含めた全体の歯の動きの3Dシミュレーションを行い、段階的な治療計画を立てます。この計画には、アライナーの交換スケジュールや最終的な歯並びのイメージが含まれ、3D画像で歯がどのように動いて最終的にどうなるかを視覚的に確認することができます。
 
治療開始前の説明: 具体的な治療計画が患者さんに説明され、同意が得られます。
マウスピースの作製: デジタルスキャンに基づいて、患者さんの歯に合うマウスピースを作製します。
 

③マウスピースの装着開始

マウスピースが準備できたら、いよいよ矯正治療がスタートします。以下の手順でアライナーを装着します。
 
初回装着: 歯科医院で初めてマウスピースを装着します。歯科医師・歯科衛生士が正しい装着方法を指導し、マウスピースが正しくフィットしているかを確認します。
初回装着後: マウスピースは1日20〜22時間の装着し、八重歯の位置や突出具合に合わせた調整が行われ、1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換します。
 

④定期的な検診

治療期間中は、定期的に歯科医院を訪れ、八重歯の動きやマウスピースのフィット具合をチェックします。この定期受診がとても重要です。
 
進行の確認: 歯科医師がマウスピースの効果や歯の動きを確認します。
必要な調整: 治療計画に微調整が必要な場合、変更を行います。
患者さんの質問への回答: 治療に対する不安や疑問があれば、丁寧に説明します。
 

⑤治療終了とリテーナー装着

治療計画通りに八重歯が動き、理想の歯並びが実現したら、インビザライン矯正治療は終了です。しかし、ここで治療が完全に終わるわけではありません。アフターケアも重要です。
 
リテーナーの装着: 矯正終了後に歯が再び元の位置に戻らないように、リテーナー(後戻り防止のマウスピース)を装着します。リテーナーの使用は数年にわたり、歯科医師の指示に従って適切に使用することが求められます。
 
 
インビザラインを用いた矯正治療は、八重歯を含む歯列不正を効果的に治療することができます。透明で目立ちにくい点が魅力で、装着中も快適に過ごせるため、多くの人に選ばれています。
 
治療期間は1年から2年が一般的ですが、個々のケースにより異なるため、歯科医師とよく相談し、自分に合った治療計画を立てることが大切です。
 
 
新潟I’S歯科・矯正歯科では、矯正の専門医が治療計画を立てております。
また、矯正治療中に転居があった場合は新心会グループ内の歯科医院で治療を引継ぎ可能で、ご安心して治療を続けられる体制を整えております。
新潟で八重歯を含む矯正治療をご検討の方は、ぜひ新潟I’S歯科・矯正歯科の初診個別相談にいらしてください。
 
 

監修:新潟I’S歯科・矯正歯科
院長 守尾

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